カステラの歴史

400年以上もの歴史のあるカステラの始まりは16世紀ごろです。
日本に訪れたポルトガルの貿易商や、キリスト教の宣教師によって伝えられたと言われています。

始まり

カステラは約400年前に長崎にて伝来したと言われています。長崎港は鎖国間もオランダ・中国との貿易を続け当時は日本で唯一世界に開かれた場所でした。

そんな長崎港でポルトガルの貿易商や宣教師によりカステラは伝えられました。語源は「カステーリャ王国」(現在のスペイン中にあった当時の王国)からきていると言われています。

カステラの主原料は小麦粉・卵・砂糖です。オランダ、中国との賞易で日本は「砂糖」を輸入していました。長崎に輸入された砂糖は京都・大阪・江戸へと運ばれ、全国的に広がっていったものの、当時の砂糖は大変貴重なものでした。しかし長崎には砂糖が豊富にあり、そのおかげもあって砂糖を使用した甘い味わいのカステラが作られ発展していたと言われています。

現代

伝わった当初のカステラは現在よりも甘くはなく固い食感だったと言われています。江戸中期ほどから卵と砂糖を多く使うようになり、さらに時代の移り変わりとともに材料の質が良化し現代のカステラの様になっていったと言われています。カステラは古くから日本の職人たちにより手作業で作られてきました。海外から伝来したレシピも日本独自の発展を遂げ、現代では日本に古くからある「和菓子」として広く親しまれています。大人から子供までお楽しみいただける、馴染みのあるお菓子です。

徳川家とも関係が?

当時日本との貿易を優遇されていたオランダ国が、感謝の意で将軍に献上していたもののひとつとしてカステラがありました。当初は高級品で一般的ではなく、一部の人しか口にできないお菓子だったと言われています。

徳川家の将軍は、献上されるカステラをさぞかし楽しみにしていたことでしょう。